平成25年7月30日
記者発表資料

平成24年度大気環境、水域環境の状況等(概要)
〜河川のBODが、初めて全水域で環境基準を達成〜

 

神奈川県では、国及び政令市と連携し、大気環境及び水域環境の調査と、ダイオキシン類などの化学物質調査を行っています。このたび、平成24年度の測定結果をとりまとめましたので、その概要をお知らせします。県では、この結果を踏まえ、環境基準の達成・維持に向け、関係法令に基づき、工場・事業場に対する規制、指導や自動車の排出ガス対策、生活排水対策などを総合的に推進します。


1 大気環境の状況 (別紙1)

 大気汚染物質についての常時監視測定結果

  • 二酸化窒素の環境基準達成率は98.9%(92局中91局)となり、平成23年度(98.9%)と同じであった。
  • 浮遊粒子状物質の環境基準達成率は100%(92局中92局)となり、平成23年度(100.0%)と同じであった。
  • 微小粒子状物質の環境基準達成率は64.7%(17局中11局)であった。
  • 光化学オキシダントは、全測定局で環境基準を達成していなかった。

 有害大気汚染物質モニタリング調査の結果

  • 環境基準が設定されているベンゼン等4物質について、全地点で環境基準を達成した。
  • 指針値が設定されているアクリロニトリル等8物質について、全地点で指針値を満足した。

 別紙1 平成24年度大気環境の状況について (別紙1) [PDFファイル/512KB] 


2 水域環境の状況 (別紙2)

 公共用水域(河川、湖沼、海域)の測定結果

  • 人の健康の保護に関する環境基準(健康項目)では、2地点において砒素(ひそ)が火山地帯の自然的要因により環境基準を達成していなかったが、その他の地点ではすべての項目が環境基準を達成した。
  • 生活環境の保全に関する環境基準(生活環境項目:BOD又はCOD)の達成率は94.3%(53水域中50水域)となり、平成23年度の92.5%(53水域中49水域)に比べ増加した。
  • 特に、河川のBODについて、昭和46年度に水質調査を開始して以来、初めて全水域で環境基準を達成した。

 地下水の測定結果

  • 定点における環境基準の達成率は、93.3%(105地点中98地点)であった。

 別紙2 平成24年度水域環境の状況について (別紙2) [PDFファイル/256KB] 


3 化学物質調査の結果 (別紙3)

 ダイオキシン類についての常時監視測定結果

  • 大気調査
    県所管区域(横浜市、川崎市、相模原市及び横須賀市を除く区域)において15地点で調査を行った結果、全地点で環境基準を達成していた。

  • 水域調査
    県所管区域(横浜市、川崎市、相模原市及び横須賀市を除く区域)において公共用水域(21地点:水質及び底質)、土壌(4地点)及び地下水(4地点)の合計29地点で調査を行った結果、全地点で環境基準を達成していた。

 化学物質環境モニタリング調査の結果

  • 大気調査
    キシレンなど5物質について、県所管区域(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚市及び藤沢市を除く区域)で排出量が多い市を中心に6地点で調査を行った結果、全地点で評価基準値(室内濃度指針値等)を下回っていた。

  • 水域調査
    キシレンなど14物質を選定し、県所管区域(横浜市、川崎市、相模原市及び横須賀市を除く区域)の11河川で水質調査、3河川で底質調査、2河川で水生生物調査を行った結果、評価基準値(水道水質基準値等)のある物質については、いずれも評価基準値を下回っていた。

 別紙3 平成24年度化学物質調査の結果について (別紙3) [PDFファイル/253KB] 


問い合わせ先
神奈川県環境農政局環境部大気水質課
課長  小林
 電話 045-210-4120
大気環境グループ  五本木
 電話 045-210-4111
水環境グループ  工藤
 電話 045-210-4123


□参考資料
参考資料について、以下に掲載いたしました。詳細はこちらをご覧ください。
 資料1 平成24年度大気環境の状況について [PDFファイル/1,185KB]
 資料2 平成24年度水域環境の状況について [PDFファイル/1,849KB]
 資料3 平成24年度化学物質調査の結果について [PDFファイル/1,915KB]

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