項目説明
項目 内容
名称 物質名 カタカナと英数字で表した物質の名称です。
日本語名 物質名を漢字も使って表しています。
法規制に現れた名称を優先して使うようにしています。
英語名 英語名称です。
IUPAC名(国際純正応用化学連合勧告命名法)を付けようとしているのですが不十分です。
商品名 商品名はほとんど入っていません。
商品名から化学物質を検索する場合は、日本化学工業協会で検索して、CAS番号を調べてからこのデータベースをお使いください。
構造式 示性式 含まれている官能基で表した化学式です。
分子式 有機化合物は、炭素、水素を先に書き、他の元素をアルファベット順に記述しています。(hill方式)
無機化合物は、元素のアルファベット順に記述しています。
骨格 化学物質の基本構造の日本語名です。
官能基 化学物質に含まれる官能基の日本語名です。
コード番号 CAS番号 化学物質を特定するための番号。データベース検索キ−ワ−ドとしてよく使われています。
プライオリティNo. 昭和61年度に実施された「化学物質環境安全性総点検調査に係るプライオリティリスト作成調査」(環境庁)に基づき整理された化学物質に登録順に付与している番号です。
プライオリティリストに登録されている物質数は、1145物質であり、そのうち「非意図的生成化学物質」を除くと1061物質になります。なお本データベースでは、「非意図的生成化学物質」を若干含んで登録しています。
RTECS番号 RTECSは、(The Registry of Toxic Effects of Chemical Substances) の略。
RTECS ファイルは、145,000以上の物質の毒性データ、規制などを含むデータベースであり、そこで使用されている整理番号が RTECS番号です。物質に関する結果は、NIOSH(The National Institute for Occupational Health and Safety: 米国国立労働安全衛生研究所)から報告されます。
既存化学物質番号 通産省が既存化学物質名簿を確定公示した際付けた整理番号です。
既存化学物質番号は化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律において既存化学物質名簿に記されているものと、労働安全衛生法において化学物質として労働大臣が名称などを公表したものとがあります。
 頭の一ケタの数字については、各々次のような意味です。
1)無機化合物
2)有機鎖状低分子化合物
3)有機炭素単環低分子化合物
4)有機炭素多環低分子化合物
5)有機複素環低分子化合物
6)有機重合系高分子化合物
7)有機縮合系高分子化合物
8)加工澱粉,加工油脂等の有機化合物
 また、後に続く番号は、官報公示整理番号です。
自主管理コード 旧「神奈川県化学物質環境安全管理指針」で指定した特定管理物質に付けられた番号をいいます。
特定管理物質は、環境安全上注意を有する物質であって、慢性毒性、発ガン性、催奇性、急性毒性を有する物質及び地球環境汚染物質を含みます。
物質の分類 神奈川県が指定した特定管理物質について危険・有害性の相違によって分類した番号。
 クラス1 毒性・有害性物質
 クラス2 地球環境汚染物質
 クラス3 爆発危険性物質
 クラス4 可燃・支燃生ガス類
 クラス5 引火性液体
 クラス6 可燃性固体
 クラス7 自然発火性・混融危険性物質
 クラス8 酸化性物質
 クラス9 腐食性物質
用 途 大分類と中分類があります。
取扱量(トン) 化学物質そのもの、又は混合状態となっているもの(塗料やシンナー、接着剤等)を事業所内へ原材料等として購入・搬入した量、中間体として使用した量、産業廃棄物として処理を受託した量、製品として出荷した量を含む。
県内の化学物質を使用している10,723事業所の平成7年度実績を対象として調査したアンケート結果です。(有効回答率:30.7%。)
外観的特徴 外観 色や状態を記述しています。
臭気
その他外観的特徴
物理的性状 分子量 化学物質の相対的な質量(分子を構成する原子の原子量の和)
比重 物質の量と、それと同体積の標準物質の質量との比。
通常液体、固体では4℃の水を、気体では0℃、1気圧の空気を各々標準物質とする。
比重測定温度 比重を測定したときの温度で、比重が複数存在する場合は、最小値と最大値
蒸気密度
水溶性 物質が水に溶解する量です。
水溶性測定温度 水溶性に対応した測定温度です。
溶解度 記述情報です。
融点(℃) 固体が融ける温度
沸点(℃)
蒸気圧(hPa:25℃)
蒸気圧(hPa)
蒸気圧測定温度(℃)
燃焼・爆発特性 燃焼性
爆発範囲(%)
発火点(℃)
引火点(℃)
熱分解点
混合発火危険程度
混合危険性
混合危険物質名
生化学的性状 濃縮性
代謝性
LogPOW n-オクタノール/水分配係数(対数値)の略称
 化学物質を有機溶媒(n-オクタノール)と水の2層になった液体にとかし、平衡状態になった時にそれぞれの液体に溶けている量の比を分配係数と言い、対数値で表します。
 通常Log Powは−6〜6程度の範囲にあります。
 +の数値が高いほど水に溶けにくいことを意味し、対数表現のため、水よりも油に10倍溶けやすい物質が1、100倍溶けやすい物質が2となります。
 油に溶けやすい物質程体脂肪等に蓄積しやすく、生物濃縮性と大きく関係しており、生体への蓄積性の評価にも用いられ、化学物質審査規制法における評価項目の一つとして定められています。
分解性 加水分解性
酸アルカリ分解性
光分解性
熱分解性
生物分解性
金属腐食性
その他化学反応特記
法規制
条例・要綱及び指針
許容濃度 許容1日摂取量(ADI) 許容一日摂取量(acceptable daily intake)の略
主として農薬について定められた数値です。
原則的にはWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)の合同食品規格委員会残留濃度規格部会で定められたもので、ヒトが毎日この量の農薬を摂取しても一生無影響であろうという最大値をいいます。
 日本では、厚生省の食品残留農薬安全性評価委員会が決定しています。
経皮吸収 許容濃度は、皮膚からの吸収量を考慮していません。皮膚からの吸収が考えられる物質について注意を促すために表示します。
ACGIH 米国産業衛生専門家会議(American Conference of Govermental Industrial Hygienists)
毎年、化学物質等の職業上の許容濃度の勧告値や化学物質の発ガン性分類を公表し、世界的に重要視されています。
ACGIH許容濃度
「労働衛生の分野で健康影響因子のコントロールのために使用するガイドライン又は勧告を目的として定められたもので他の用途には使用すべきではない。」とACGIHの「TLVおよびBEI」前文に記述されています。
利用に際しては、前文を参照して下さい。
TWA(ppm) TWA:時間荷重平均許容濃度(Time-Weighted Average)の略。
1日8時間、週40時間の労働時間中の時間荷重平均濃度で、ほとんどすべての労働者が毎日繰り返し暴露を受けても、健康障害を起こさない濃度を示します。
TWA(ppm):気体の化学物質に適用します。
TWA(mg/m3) 粉体など、気体以外の状態の化学物質に適用します。
STEL(ppm) 短時間暴露限界(値)(Short Term Exposure Limit) の略。 短時間(15分以内)かつ、連続(1日4回未満、60分以上の間隔)で暴露を受けても、労働者に刺激や組織障害(慢性ないし不可逆性のもの)、または麻酔作用による障害(事故性の障害の危険性を増したり自制心が失われる)など、作業能率を著しく低下させたりしない濃度で、1日の時間荷重平均許容濃度を満足させるものをいいます。
STEL(ppm):気体の化学物質に適用します。
この値はTWAを補足するものです。
STEL(mg/m3) 粉体など、気体以外の状態の化学物質に適用します。
日本産業衛生学会 職場における労働者の健康障害を予防するための手引きに用いられることを目的として日本産業衛生学会が勧告するもの。
許容濃度(ppm) 労働者が1日8時間、週40時間 程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物に暴露される場合に、当該有害物質の平均暴露濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度です。
気体の化学物質に適用します。
許容濃度(mg/m3) 粉体など、気体以外の状態の化学物質に適用します。
最大許容濃度(ppm) 作業中のどの時間をとっても暴露濃度がこの数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度。
(短時間で発現する刺激、中枢神経抑制等の生態影響を主とする毒性の物質が対象です。)
気体の化学物質に適用します。
最大許容濃度(mg/m3) 粉体など、気体以外の状態の化学物質に適用します。
EPA
水質クライテリア
EPA水質クライテリア 情報が古いため、更新を計画中です。
急性毒性 指標 急性毒性を示す主要な指標として、LC50、LD50やTCLo、TDLoなどがあります。
指標(1文字目) L:lethal 致死
T:toxic 中毒
指標(2文字目) C:concentration 濃度
D:dose 量
 なお、濃度(concentration)は経気道的暴露、ないし水中 物に対しての水中での毒物による中毒(致死を含む)に用い、量(dose)は、それ以外に用います。
指標(残り) 実験動物が影響を受ける数に対しては、最小、50%及び100%があります。
M:minimum 最小
Lo:lowest 最小
 なお、Mは、得られた実験値の中で最小のものを言い、Loは、実験結果から予測される最小値を言う。
50:一群の実験動物のうち、50%が影響を受ける。
100:一群の実験動物の全てが影響を受ける。
LD50 50%致死量(lethal dose 50)の略。 一群の実験動物の50%を致死させると推定される投与量。急性毒性を示す主要な指標として、数値による毒性の比較に用いられます。
LC50 50%致死濃度(lethal concentration 50)の略。
一群の実験動物の50% を致死させると推定される濃度。
急性毒性を示す主要な指標として、数値による毒性の比較に用いられ、LC50の値が大きければ大きいほど、毒性が低いことを示します。
変異原性 変異原性
試験種類
実験生物
結果
毒性症状
発ガン性 IARC
WHOの下部機関
国際ガン研究機関
(International Agency
for Research
on Cancer)
1 ヒトに対する発ガン性の十分なデータがある物質。
2A 動物実験で、発ガン性を証明する十分なデータがあり、ヒトに対する発ガンの可能性が高い物質。
2B 動物実験で、発ガン性を証明する限られたデータがあり、ヒトに対する発ガンの可能性がある物質。
3 ヒトに対する発ガン性の評価がされていない物質。
ACGIH
米国産業衛生
専門家会議
(American Conference
of Govermental
Industrial Hygienists)
A1 ヒトに対する発ガン性のある物質。ヒトに対する発ガンの危険性が認められた物質。許容濃度値(TLV)が設定されていないA1物質については、いかなる経路による暴露も許されません。許容濃度値(TLV)が設定されているA1物質については、いかなる経路でもその値以下に制御されなくてはなりません。
A2 ヒトに対する発ガン性が疑われる物質。ヒトに対する発ガン性が、限られた疫学調査ないし動物実験で疑われる物質。いかなる経路でも、許容濃度値(TLV)以下に制御されなくてはなりません。
A3 動物実験で発ガン性が認められた物質。高濃度で物質を投与した、または、通常の経路以外に投与した結果、実験動物に発ガン性が認められた物質。
A4 ヒトに対する発ガン性の評価ができない物質。データが不十分で、発ガン性の評価ができない物質。
A5 ヒトに対する発ガン性の疑いが無い物質。適切な疫学的研究に基づきヒトに対する発ガン性がないと評価された物質。
EPA A 発ガン性の十分なデータがある物質
B1 ヒトに対して発ガン性を証明する限られたデータがある物質
B2 ヒトに対して発ガン性を証明するデータが不十分である物質
C 動物実験で発ガン性を証明する限られたデータがある物質
D 動物実験でも、ヒトに対してもデータが不十分である物質
国内魚毒性 Aコイ10ppm以上,ミジンコ0.5ppm以上
Bコイ0.5〜10ppm,コイ10ppm以上でミジンコ0.5ppm以下
Bsコイ2ppm以下で他の魚類に0.5ppm以下,またはヒメダカに対し0.5ppm以下で死なないが影響のあるもの
Cコイ0.5ppm以下
D水質汚濁性農薬。C類に該当するものの中で使用禁止地域の定められているもの
測定データ
事故事例
管理手法 取り扱い上の注意
取扱い保護具
事故時処理キーワード
事故時処理概要
事故時保護具キーワード
事故時保護具概要
救急応急処置キーワード
救急応急処置概要
備考 地球温暖化係数
オゾン破壊係数

g−dry:試料を乾燥させた状態で1g
g−wet:試料を乾燥させていない状態で1g
mg:千分の1gを表す単位で、ミリグラムという。(10-3g)
μg:百万分の1gを表す単位で、マイクログラムという。(10-6g)
ng:10億分の1gを表す単位で、ナノグラムという。(10-9g)
pg:1兆分の1gを表す単位で、ピコグラムという。(10-12g)
ppm:part per million の略。濃度を表す単位で重量又は体積割合で百万分の1(10-6)(例えば、mg/kgなど)
ppb:part per billion の略。濃度を表す単位で重量又は体積割合で10億分の1(10-9)(例えば、μg/kgなど)
ppt:part per trillion の略。濃度を表す単位で重量又は体積割合で1兆分の1(10-12)(例えば、ng/kgなど)
m3N:標準状態(0℃、1気圧)における1立方メートルの気体容積
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神奈川県環境科学センター
環境情報部環境監視情報課