水源環境の保全・再生に向けて

私たちが日々の生活で利用する水は、ダム湖をはじめとする県内の水源によって賄われています。
 しかし、その水を育む水源環境は、森林の荒廃や上流域の生活排水対策の遅れなどによって深く傷ついています。
 そこで、環境科学センターでは、水源環境の保全に関する研究等に取り組んでいます。


水源環境の保全に関する研究

相模湖・津久井湖の水質汚濁の実態解明

相模川水系のダム湖である相模湖と津久井湖では、昭和50年代中頃からアオコの異常発生が生じるようになりました。
 県ではさまざまな対策を講じてきましたが、水源環境の保全・再生には、水質だけではなく、流域管理の視点からの取組みや水量の確保、水辺の保全といった水循環の回復や森林生態系の保全など総合的な方策が必要です。
 そこで、富栄養化の汚濁負荷要因を明らかにして、水源地域の栄養塩類の削減対策を検証し、実効性のある対策の提案をめざします。
 ★研究の背景と研究計画 →PDFファイル (564KB)


水源河川における生物多様性の解明

県民の暮らしに必要な水を将来にわたって安定的に確保するため、県では「実行5か年計画」に基づき総合的な事業を推進しています。
 当センターでは、これらの事業の効果の検証や評価を行うために、「河川のモニタリング調査」に取り組んでいます。
 これは、相模川と酒匂川において、水質・水量だけではなく、そこに生息する動植物の調査を行い、指標となる生物などから環境評価を行うというものです。
  ★河川のモニタリング調査
  1)動植物等調査
  相模川・酒匂川水系において、5年毎に動植物・水質の調査を行っています。
  詳細は、こちらをご覧ください。
  2)県民参加型調査
  相模川・酒匂川水系において、毎年、県民のみなさんとの協働により、
  生物(底生動物、魚類、植物など)の現地調査を実施しています。
  詳細は、こちらをご覧ください。